NYLON100℃「カラフルメリィでオハヨ」
◆NYLON100℃ 28th SESSION「カラフルメリィでオハヨ〜いつもの軽い致命傷の朝〜」
【作・演出】ケラリーノ・サンドロヴィッチ
【出演】みのすけ、犬山イヌコ、三宅弘城、大倉孝二、峯村リエ、廣川三憲、村岡希美、安澤千草、喜安浩平、植木夏十、眼鏡太郎、廻飛雄
馬渕英俚可/三上市朗、小松和重、市川しんぺー/山崎一
KERA、一生に一本の私戯曲。9年振り4回目の上演。
2つの世界が同時進行していく演出手法はこの頃に作られたのかしら。奇しくも「労働者M」もそうだったし、いままでのKERA作品でも多い手法で慣れたせいか突然のシーンの切り替えでも動じなくなったわ。
休憩10分挟んで3時間の長丁場だったんだけど、あいかわらずコメディ満載で長く感じさせなかった(本筋と離れる時間が長い気もするけど…)。KERAのギャグってやっぱり大好きだわー。終盤での「志村魂」でもやってた、暗転でシーン切り替えてのコント連発、最高だった。
話は「労働者M」よりはわかりやすかったけど、でもなんとなくわかった位かなぁ。
- 結局みのすけ君はおじいちゃんの何をあらわしていたのか?妄想の自分なのか?生まれ変わった自分なのか?
- おじいちゃんの最期のシーンは、ボケが直った直後と、海に入っていくところの2つあった気がするんだけどどっちが正解?海の方は妄想?
とかね…。
そうそうオープニングムービー(?)がめちゃくちゃカッコよかった。これだけでも観る価値あるかも!